【お問い合わせ】―築4年目になる保育園です。床材はフローリングです。新築時からスタッフで、ふきはきのおそうじを行っていました。最近、フローリングにキズや汚れが目につくようになってきました。スタッフでのおそうじだけでは、とれない汚れがでてきました。今後、どのようにおそうじしていけばいいですか?
と、当店のお客様である、清掃会社さんがご相談を受けられました。
【お答えしました】―年数が経ってくると、床面にキズがついてきます。そして、その中に汚れが入り込んでいくと、だんだん取れづらくなります。これは、きれいな頃は、簡単におそうじ出来たのに、最近、汚れが取れづらいの原因です。その為、一番簡単な改善策としては、床面のワックスを塗ることです。ワックスは、床材表面をキズから守り、保護する役割があります。そして、ワックスの上に乗っかった汚れは、専用洗剤を用いれば、比較的簡単におそうじすることができます。
●おそうじ方法
①3ヶ月毎の定期おそうじ
中性タイプの床用洗剤を、自動床洗浄機を用いて、フローリングをおそうじします。
②6ヶ月毎のワックスを塗布するおそうじ
アルカリタイプの床用洗剤を、自動床洗浄機を用いてフローリングをおそうじします。
既存のワックスを取り除く感じでおそうじします。(ワックス層を増やさないため)
そして、中性タイプのワックスを、塗布します。
※注意ポイントがあります。
・床材が、フローリングであること。
・さらには、WPCのノンワックスタイプであること。
フローリンングの場合、水を使ったおそうじ方法ですと、つなぎ目部分から水が入り込んでしまい、フローリングの反り返りの原因となりますので、極力、水をフローリング面に放置しないでください。
WPCのノンワックスタイプですと、ワックスを塗布しても、密着が悪く、はじいてします場合があります。
まずは、ワックスが密着するかテストすることをお願いいたします。
以上、今日のお問合せからでした。